気になる「口の周りの黒ずみ」。

紫外線や肌への摩擦によって、メラニン色素が沈着してしまった黒ずみをなくすことはできるのでしょうか。

対策をご紹介します。

 

黒ずみを解消するにはターンオーバーを促進する

 

そもそも口の周りの黒ずみは、肌のターンオーバーのバランスが崩れることに原因があります。

健康な皮膚の場合、肌の深部で新しい細胞がどんどん作られ古い細胞は表面に押し上げられていきます。

押し上げられた細胞は角質として剥がれ落ち、新たな皮膚細胞が表面に出てきます。

これが正常に行われている皮膚は、いつも健康で瑞々しい状態を保っていられるのです。

ところがこのターンオーバーの機能が正常に働かない場合があります。

例えば加齢。

人間の皮膚は、約28日周期で入れ替わるという話を聞いたことがあるかもしれませんが、加齢とともにこの周期はどんどん長くなっていきます。

新しい細胞が作られにくくなり、角質も溜まりやすいのが加齢後の肌。

10代の女の子たちはちょっと睡眠時間が短くてもジャンクフードを食べても、ある程度きれいな肌を保てています。

ですがそれは「ターンオーバーの周期が短い」という理由からです。

年齢を重ねるにつれ、肌の新陳代謝の力は次第に落ちていき、そのため肌の表面に沈着したくすみ、黒ずみも消えにくくなってしまうのです。

ターンオーバーの観点から見ると黒ずんでしまった肌は、一夜にして戻るというものではありません。

そのため、ターンオーバーを促進する食生活や睡眠時間の確保を行う必要があるのです。

 

ターンオーバーを促進する食生活で黒ずみ対策

 

「人間の体は食べたものでできている」と言われます。

最近は、腸内環境を良くすることにも注目が集まっていますね。

何を食べるかは、肌の質にもテキメンに影響を与えます。

肌の質を良くする細胞を作るために必要なのは、たんぱく質です。

できるだけ色々な食材からたんぱく質を摂取することが、バランスよく細胞を作るためには望ましいと言われています。

 

好ましい食材

魚やきのこ類、納豆や豆腐などの大豆製品は肌にいいとよく耳にしますね。

これは、良質なたんぱく質が取れるためです。

また、何となくカロリーが高そう…と敬遠してしまう肉類ですが、これも良質なたんぱく質が取れます。

脂身が気になる人もいるかもしれませんが、ある程度の脂質も肌を作るためには必要です。

ダイエットをしすぎて肌がカサカサになった、という人の話を聞いたことがないでしょうか。

これは、カロリーを気にするあまりに肌に栄養が行き渡らず、ターンオーバーが崩れてしまった状態と思われます。

どうしても脂身が気になる場合は、鶏ささみなど脂分が少ないものを選んでみましょう。

また、糖分の取りすぎは消化器系に負担を与え、肌の状態に影響を与えます。

ケーキやクッキーはご褒美程度に取るのが良いようです。

カフェインの代表格と言われるコーヒーや、激辛のラーメンなども少量取る分には良いのですが、あまり大量に取るのは控えましょう。

 

ターンオーバーを促進するライフスタイルで黒ずみ対策

 

睡眠

食生活とともに、ターンオーバーに大切な要素は「睡眠」です。

ゴールデンタイムと呼ばれる20時から2時は、肌が生まれ変わる大切な時間。

仕事や家事で20時に寝るのは難しい人が多いと思いますが、せめて日付が変わる前にベッドに入りましょう。

「ベッドに入っても、なかなか寝付けなくて…」という人も、焦らずに。暗い中で横になっているだけで、副交感神経の働きが優位になり、体が休まります。

アロマを焚いたり、静かな音楽をかけてみるのもいいですね。逆にスマホはNGです。

 

体を動かす

また、寝る前や起きたあと、30秒ほどでいいのでストレッチをしてみましょう。

肩や首を回す、伸びをする程度で大丈夫です。

 

太陽の光を浴びる

そしてもう一つ大切なのは、日光を浴びること。

体内時計が正常化され、肌がターンオーバーの周期を整えやすくなります。

外に出るときは紫外線対策を忘れずに。

特に口の周りは食事を取ったり飲み物を飲んだりして、日焼け止めが落ちやすい場所です。

目と口の周りは生活の中でよく動く場所のため、すぐによれて落ちてしまいます。

頻繁にUVクリームを塗りなおしましょう。ただし、塗るときはあくまで優しく。

強い刺激は黒ずみの原因になってしまいます。

 

まとめ

 

いちど沈着してしまった黒ずみは、気長に解消を目指すのが大切です。

でも、食生活や睡眠の見直しは、口周りの黒ずみだけではなく、全身の肌に効果があるはずです。

鏡を見るたびにテンションが下がってしまう黒ずみですが、肌は生きている限りターンオーバーを止めることはないので、時間をかければ色素沈着は必ず改善できます。

焦らず無理せず、できることから取り入れてみてくださいね。